昨日、事務所の改修作業が進んでいた頃。
事務所に社長の姿はありませんでした。
では、どこにいたのか。
それがこちら。
石綿作業主任者技能講習です。
おそらく読者の方は「ふーん」と
「何それ?」に反応が二分しているでしょう。
中の人は後者でした。
石綿。
オランダ語だと、アスベスト。
耐火性や耐薬性、加工のしやすさから
建物の断熱材や防火材などに使われていました。
「竹取物語」において、
かぐや姫が右大臣阿部に要求した「火鼠の衣」も
実はこの石綿だったという説があります。
そんな石綿ですが、
近年ではその健康被害が問題視され、
現在は使われなくなってしまいました。
さて、「石綿」が何なのかわかったところで、
話を進めましょう。
2023年10月より石綿建材調査者の資格がないと、
解体やその見積もりができなくなります。
「あれ?資格の名前が違いませんか?」
そう思った方は半分正解です。
この石綿建材調査者という資格、
なんと建築に関する学歴や実務経験がないと、
そもそも受験できません。
では、受験資格がない者は
2023年の10月に事業を畳むしかないのか。
そんなことはありません。
受験資格のない人が石綿建材調査者の
受験資格を得るための資格、
それが石綿作業主任者なのです。
今の説明でわからない人は
・とにかく石綿建材調査者という資格が
今後必要になる。
・そのために、石綿作業主任者という
資格を取らないといけない。
これだけわかれば大丈夫です。
こんな感じで、がっつりと勉強します。
合計10時間の講義を受けてから
試験を受けます。
今回、弊社で講習を受けているのは2人。
1人は社長。
もう1人はこのブログのレギュラーMさん。
本日が講習の二日目。
2人は講習の最後に試験を受けます。
2人は無事に試験を突破できるのか。
合格発表の日は聞いてませんが、
合否結果もご報告することになると思うので、
続報をお待ちください。